美術館へ行く。

 東京都美術館の新印象派展に行った。実際俺が本当に好きなのは印象派で、新印象派は好みからは若干外れてきたなあとは思いつつ、それでも面白かったし、何よりも「印象派とは何か」というのを理解する事が出来た。
 「対象を物質ではなく、光の投影として描く」という事。これを更に解説するには俺のボキャブラリーと頭のまとまりが無さ過ぎるので割愛するが、突き詰めていくと「印象派の絵」とは「現実では無い絵」であった。だから、印象派の色彩はよりリアルな方向と、より心象風景を投影させる方法と二手に分かれていったのだと思う。ここらへんの歴史を学ぶと更に楽しいんだろうな。そして、「現実と非現実の重なり」「境界」というのは俺の長年のテーマでもある。
 まあ、それはさておき、新しい出会いがあった。それだけでなく、今週は更に太郎の家でみんなに会ったり、また別の人と飲んだりする。新しい会に出席したりもする。
 なんかねー、去年は沈滞していたけれど、今年始まりになって、良い事も悪い事も、ごっちゃになって新しいものが到来してる気がするんよ。
 2015年は色々ありそうな予感がするんよ。