一人に二人



mixiを渡り歩いていたら多重人格の人のページがあって、それがメチャメチャ面白くてつい読みふけってしまった。
多重人格というとつい「何だ、痛い人がフリをしているだけだろう」と考えてしまいがちであるが、その人の人格乖離っぷりは尋常ではなく、何と別人格の人が独立してmyページを持っていたりする。ちなみに主人格も別のmyページを持っていて互いに独立している。書いている内容も全くと言っていい程違う。そして凄い事に日記の掲示板の中で別人格同士が会話をしているのだ。インターネットてマジですげえ!!
ちなみに本人は成年女性なのだが別人格は詩を書く事が大好きな男性らしい。精神年齢は14歳程度と書いてある。
んで、実際読んでて面白いのは主人格のページではなく別人格の方だったりする。本人は自分が別人格という事を認識していて、特に反社会的な思想も見につけている訳でもない。主人格と仲良く過ごしている。それでも彼は常に恐れている。自分は肉体が無い。主人格に拒絶させられたら消えてしまう存在だ。しかし自分はそれでも生きている個体なのだ!死にたくない!主人を気遣いつつも生を叫んでいるのがビシビシと伝わってくる。


また別人格の方が明らかに頭良さそうなんだ。本当に人間て興味深い。