最近碌なことをしてない


 最近はジャズよりも英語のことしか書く気が無い。それと身の回りの色々な気分。相も変わらず自分の夜型ぶりは進行していて、駄目な時は本当に這い上がれない。もしかしたら4月が駄目な季節なのかな。去年もそうだったんだよなー。春のステップアップに乗り切れないのがしんどい。
 さて英語の話。俺の勉強は基本的に「目標」が無い。例えば英語だったら普通はTOEICを狙うだろう。全然その気が起こらない。試験勉強、という風になった瞬間に俺のやる気は一気に0になるのだ。恐らく俺のぼんやりとした「こうなったらいいな」は英語の本が普通に日本語の感覚で読めて、英語を話す連中と冗談を交わすことなのだと思う。
 で、そのやり方だが、ひたすら「英語の物語か漫画を読む」これしかしていない。幸いにも英語の漫画は探せば手に入る。英語の本は絵本レベルならば近所から借りられる。家でテレビを見るならばケーブルテレビでディズニーのアニメシリーズをやっていて、副音声にすれば英語で聞く事が出来る。「わざわざ」駅前に留学する必要も無かったし英語本を買いあさる必要も無かったのである。人間って意外と恵まれてるもんですよ、とか思ったり。
 最初はドラえもんから始まって、jojoの4部を読みふけった。意外な事にjojoは「理解」がしやすかった。何でかっつーと基本的に少年漫画だから一つ一つの説明を丁寧に、バカみたいに繰り返すのよ。一つ一つの動作をいちいち「何で僕はこっちを向いているんだ!?」とか「奴が逃げるぞ!」とか言うの。日本語だと鬱陶しく感じていたその説明口調が不慣れな外国語だと逆にありがたく感じる、というのは嬉しい誤算だった。
 英語訳を読んでいると色々な発見が見つかる。自分の英語力が勝手に上がっていくのも感じるし、訳本というもの「それ自体」が面白い存在だなとも思った。言葉はネイティブの英語じゃない。でも、その思考はあくまでも日本人の思考。そのギャップが面白い。ちなみに頻繁に出てくるafter allの意味がいまいちはっきりつかめなかったりする。助動詞全体も。難しい単語は調べればすぐにわかるんだけど。
 しかし「面白い英語の本」を読めば読みながら楽しめるんだなあ、という当たり前の事に今更気付いたよ。ああ、こんな時間。寝なきゃ。