偶発性について

 さっさと書く。寝るからね!
 今日も今日で仕事でうにゃうにゃ嫌な話とか怒られたりとか必死でなんとかこなしたりとかやって、どうにも最近イラつく事が多すぎる(今週楽しみにしてた読書会が行けなくなった!とか)ので、せめて美味いものを食おうと駅前の評判よさそうなトラットリアに突っ込んでみたらガチモンで美味くてすっかり興奮してしまった。俺も全くレベル下の下の舌しか持っていないと自負しているが、美味い料理って多層にわたる美味さなんだよね。ちと高かったが全く後悔が無い。というか、もう口福過ぎた。
 で。
 今回行く読書会というか、テーマをもとに雑談する会なんだけど、そのテーマが「偶発性」というものだった。ホント行きたかったが、今日の事をきっかけに少し思った事がある。
 それは、「良いものも悪いものも集まる」という事だ。もちろん、事象というのは完全にランダムに起こるものだが、実際にはある程度「流れ」があるように思う。それは実際の事象「そのもの」ではなく、受け取り手の精神状態や健康状態、周りの環境が大きく左右する。
 俺は訃報を聞くわ突然人間関係断たれるわ予定が流れるわ仕事は辛いわですっかり碌でもない事が続いているけど、正直な所、俺が参れば参るほど悪いものを「引き寄せる」し、「敏感に反応して」しまう。確かに今回、訃報と人間関係のアレはかなりキツいが、予定のキャンセルなんてよくある話だし、仕事についても過敏に反応してしまうだけで、状況としては別に悪いものでは無いように思う。心も弱るし、心が弱ると体も弱る。そして、総合的に弱ると外に「放出する」パフォーマンスも落ちてしまう。そうすると悪い事ってのは必然と「確率が上がってしまう」。
 で。
 それを覆すには悪循環をどこかで止めなければいけない。でも、なかなか止められない。じゃあどうしたらよい、と思った所で今回のクッソ美味い飯、そして直後にクッソ面白い漫画を買うという小さくとも「好循環」が生まれた。これは俺の心に間違いなく影響を及ぼすし、単純に「悪い事しか起こらない人生」ではなくなったという事になる。
 悪循環を抜け出すには、こういうコツコツが必要なのかも知れない。
 とは言え、昨日までは全ッ然そんな余裕は無かった。もう何もかもクソボケがふざけんなと思っていたし、そういう時にはこういう小さな変化を作るのは難しい。じゃあどうするか。日常の揺らぎの中から、少しのチャンスを見つけるしかないのではないか。いや、もしくは、悪循環も関係ないポイントから良いものを出す習慣を作るのが良いのかも知れない。
 まだ明日は悪いと思うなー。また色々あると思う。俺は元々運が良い方では無いのだ。でも、まあ、今回みたいに必要なものが流れでも努力でもセンスでもなく、単純に「金」という場合もあるみたいだ。そういうのが他に見つかるといいな。金つっても、飲みに行ったりエロい所行くよりはずっと安かったんだから。