嫌韓

 さあ!久々の更新で危険な事を書くぞ!!!!うおー(気合)
 昨日渋谷を歩いてたら嫌韓デモを見ましてね。初めて見まして。「うわあ」て気分になりまして。んで、最近はヘイトスピーチやら新大久保で抗争とかよく聞くよなーなんて話を聞くなあ、と思い浮かべながら「韓国人は、出てイケー!(出てイケー!)」とか目の当たりにするわけよ。実際ネットでは頻繁に耳にする言論だけど、なかなかリアルで目撃すると現実感の無いものだったりする。とは言え、デモなんてものはそもそも俺らの日常には関わることの無いものかも知れない。うーん。
 で、否定するのは簡単じゃない。「ヘイトスピーチだ!」と。「差別だ!」と。でも、俺から言わすと彼らは排外主義者ではあっても差別主義者じゃない。敵対心は感じても差別(上から見下す感覚)はあまり感じない。そこは戦後まもなくの世代と現代の世代との違いだと思う。
 例えば去年中国で大規模な反日デモがあって車とかブチ壊されたりしたじゃない。韓国でも反日デモをやるじゃない。それとどう違うの?と俺は思うわけよ。中国韓国は「正当性のある革命」で日本が「体制からの差別的弾圧」とはどうしても俺は思えん。言っちゃ何だけど、「同じ」ですよ。憎しみ合ってるだけだ。それが良い事かっつったら全く良くは無いけれども。
 差別と敵意の違いはどこか。同じか。似た異なるものか。
 そこらへんを「同じ」だっつうなら今の東アジアは憎しみ合って「差別し合って」いる。「中国韓国は違う!」てんならその人は「日本が上」という前提で立っているわけで、それこそが差別者だ。
 で。
 何が言いたいかっつーと結局根っこに根ざしてるのは今回の場合「差別」ではなくて「敵意」だと思うのよ。で、世の中のヘイトスピーチを無くしたい人たちはそれをわかっているのだろうかと。どいつもこいつも、民族的に反発し合ってる奴らと右翼と左翼は頭から抑えかかるばかりで「理解しようとしてない」。「未来を見ようとしてない」。当たり前の話なんだけど、調整も出来ないような奴らがいつだって騒いでいる。
 というか、どいつもこいつも「分かり合えない事」を前提に話してるようにしか見えないんだよねえ。今こそ現実的な平和主義者が現れるべきかなとも思う。