H24の仕事について


 某さんが見てるかわからんけど私信。まだ早いので無理。
 さて仕事と自分について。今年度は昨年度と違ってビックリするくらい順調だったけど、それは全て俺を相手してくれた学生のお陰であり、そういう仕事が舞い込んだからである。そうでなきゃ俺はこの職場の中で不安げにプカプカと浮かんでいただろう。というか、学生関係の仕事は2月で一段落したので、また俺は不安げにプカプカと浮かんでいる。学生の相手の何が楽しいって、アバウトでも許される所だ。こういう風に書くと未だに何の成長もしてないように思えるのだが、まあそれなりに得たものはある気がする。
 結局の所俺は不器用の塊であり、事務仕事を行うに当たって不適格な所が多すぎる。そんな風に悩んだ2年間だった。ただ、この職場はとても親切な場所で、更に言えば直接俺の上についている人は何というか補助輪みたいな存在だ。こんなクソフリーター上がりの人間が勤めるには上等すぎる場所で、ぬくぬくと鍛えさせてもらっている。事務仕事に関してははっきりと「人以下」な俺が潰れずに生きていけてるのは、はっきり言って環境のお陰だ。
 で、そうは言っても「俺なりには」苦難の連続であったし、20代の頃とは違う心境に入ってきたように思う。
 この数年で学んだ事と言えば何と言っても「忘れる」事について知識を得られた事、そして最近気づいた「迷わない」重要性だ。それまでは自分のADHD的特徴について随分と考え悩んでいたが、ひとまず一つの結論は得られたように思う。俺は忘れる生き物で、マルチタスクに「巻き込まれる」とすぐにオーバーフローしてしまう。何よりも大切なのは心の安定で、順々に集中していく事。悩んだ課程で手に入れた呼吸法はとても俺の中で大切なものとなった。
 このままずっと行けたら良いのになー、と思うけれども、残念ながらこの職場は11月いっぱいで終わってしまう。そうしたら俺はまた迷って揺れて、苦しむ事になると思う。それまでに何とか「次」を見つけられたら良いな。頼むわ俺。