新世代の情報共有


 最近学生と接していると、情報の拡散、共有具合があまりにも早いのでビックリしてしまう。例えば、目立たない掲示板に貼ったお得情報を、次の日辺りに絶対に掲示板を日常見に来ない他学部の学生が見に来たりする。「どうやってこの情報知ったの?」と聞くと「いやー、ツイッターで…」と来る。LINEやフェイスブックの場合もある。
 去年古巣でのあまりのツイッター連携を初めて目の当たりにして、俺はかなり面食らった記憶があるが、最近は「そんなもんなんだな」と認識する事にした。「今の若者」はそうなのだ。何でもかんでも共有するんだ。
 何でもかんでも。情報も感情も意見も共有する。そういう世の中を俺は知らない。最近「個人主義」という言葉を聞かない。そういう環境に育った人たちは、どういう文化を育てていくんだろう。どのような秩序を育てていくんだろう。
 まあ、おっちゃんはめんどくせえなと思いながら、一人離れた場所(ブログ)でしこしこ文章を書くのです。