選挙とは


 色々とツイッターで怒りを吐き出した後、さて選挙や政治のことを考えるとどうしてこんなに不愉快なのだろう、不愉快なのになんで続報を見てしまうんだろうと不思議に思って色々と考えてみたのだが、よくかんがえたら選挙って本質的には「内乱」なのだと気づいた。
 血が出ない内乱で、争いごとなのだ。我と我のぶつかり合いなのだ。だから選挙に真面目に取り組めば取り組むほど不愉快になるし、攻撃的になる。そうか、と気づいた。
 だから政治家達が醜悪に見えるのはみんな「争って」いるからで、争っているからには綺麗に戦えるはずが無いのだ。批判ばっかりしているのも当たり前だ。戦っているんだから。応援している人たちも、特定の主張を「押し通す」ことをしようとしているのだ。
 だからみんな攻撃的なのだ。だから、みんな戦っているのだ。
 それに気づいた瞬間、色々なムカつきがかなり収まった。俺もまた知らない内に内乱に巻き込まれていたのだ。選挙は投票をした瞬間に「忘れる」のが一番だったのだ。
 軍隊をもたなくても、武器をもたなくても、人を傷つけなくても闘争は成立する。平和主義の人たちも「選挙に行こう!」といった瞬間に闘争をしている。申し訳ない事をした。まだまだ修行が足りないと思う。