覚書


 久々に色々あったので覚書。
 つっても事件は特に無い。整体行って友達のパーティ行って新しくバンドにハマって勢いでチケット買って、てくらい。でも今月は出費が嵩みそうだ。そろそろボルダリングにも行かないとなあ。行かないと、という義務は良くない気も、するけど。
 友達のパーティはとりあえずわかってた事だが、話しかける人も特におらんので端っこでおとなしくタンバリンを叩いていた。何故タンバリン叩いてたかと言うとそりゃタンバリンが近くにあったからだ。俺は打楽器さえあれば延々と音楽に合わせて叩いてられる。そのうちホストが色々と人を紹介してくれたので、その人たちと軽い雑談を。しながら叩き続けた。叩くのは譲らん。タンバリンちょう楽しい。
 ホストの友達は同年代の女性でその日誕生日だった。赤いルージュをつけてボディコン的なワンピースを着て完全に見た目がフィリピンパブになっていた。べろべろに酔っ払っており(通常だそうだ)全ての客の乳首を高速でさすり(通常だそうだ)股間をまさぐっていた。通常だそうだ。ちなみに俺も勿論やられた。「あの子は話に詰まるとちんこ揉んで誤魔化す癖がある」と誰かが言ってて笑った。
 んで、そのパーティの日は午前中仕事だった。(俺は逆順に一日を記す癖があります)
 仕事の日は午後とにかく一日を持て余すのでふらふらと駅をさまよっていたのだが、ふと整体の店があったので入ってみた。その店は整体というかカイロプラクティックの店で、骨盤とか背骨の歪みを矯正するという所だった。俺は背中とか腰が重くて行ったのだが、担当の人に開口一番「うわあ、酷い猫背!」と言われた。んで話を聞いてみるととにかく首と背中が酷い事になっていたそうだ。へえと思いながらとにかくやられるままになってみたら、一時間後、俺の背筋は伸びて何故かアゴの噛み合わせが治っていた。何か人体を直接調整されたような…。美容師さんと言い、世の中には魔法使いが沢山いるものである。
 んで満足してさあ帰ろうと思ったら「来週も来てくださいね」え?「術後の経過を知るためにもう一度診たいのです」
 という事で来週もまた行く事になった。再来週は最近急速にハマったバンドのライブにも行くし、本来暇なはずの俺の予定が次々に埋まっていく。仕事も本来暇なはずなんだけど全然暇にならず、今のうちに取ろうと思った休暇も全く取れそうに無い。
 とは言え基本は暇なんですけどね。(今日は一日中寝てました)というかやっぱりある程度は暇でありたい。空白が無いと俺は脳みそを処理しきれないのです。隙間があってこその俺だと思う。