久々に


 凄い漫画読んだ。

斬り介とジョニー四百九十九人斬り (KCデラックス アフタヌーン)

斬り介とジョニー四百九十九人斬り (KCデラックス アフタヌーン)

 榎本俊二という人は「えの素」やら「ゴールデンラッキー」やら、知る人ぞ知るシュールギャグ漫画を書いている人なんだが、この人が思いつきで時代劇(というか殺陣)を描きたくなった。で、描いてみた。えらい事になった。この「えらい事」加減は本当に実際に読んで頂きたいとしか言いようが無い。読み始めた時俺は「おおー凄い迫力あるシーンだ」から感想が始まり、しかし読み進めていく内に頭の中に「?」が浮かび始め、その内「?」は「!?」になり、最後の方は「えええええええええーーーー」と声が出た。いや、ホント声が出るのよこの漫画。
 話の筋は「野盗に娘をさらわれた貧乏そうな村が旅の武士二人に野盗退治を頼んだのだが…」という感じだが、この先は出来れば実際に読んでみてほしい。もう凄いから。凄まじいから。ただ読み終わった後にはただ体に衝撃が残るのみ。面白い…というのも違う。つまらないとは死んでも言えない。じゃあ、何だ?と言われても感情的な感想が出てこないのだ。圧倒される。もしかしたら、圧倒させる事だけが目的の漫画なのかも知れない。
 ちなみにこの日記はレビューでも書評でも何でも無く、ただ「すごかったんだよ聞いて」というだけの日記。でも凄いから読んで下さい。