続・大学生ジャズ(1)


 何か先日から本当にジャズ研関係者が来ているっぽいので、ここは調子に乗ってさらに考えを進めてみようかな、と思う次第。とりあえず後期定演の日程がわかる人は教えてください(私信)。
 さて、んで上記のテーマをもう一度考えてみたい。この前とあるセッションで「『星に願いを』が是非やりたいんです!」と言ってた人がいて、んで希望が叶えられて念願の『星に願いを』を弾く事が出来たのは良いのだが、如何せん3拍子という事もあって全く感じが掴めずに自爆、という事があった。(もしブログ見てたら例に出してごめんなさい)『星に願いを』はピアノにとってはバッキングも不規則な3拍子だしゆっくりテンポという訳ではないし、実際結構難しい曲だと思う。Bbの曲も普通によくやるので忘れがちなのだが、ピアノ視点で見ると実はレベルは最低でも「3」に属する。基準は白鍵しかないCが「1」黒鍵が一つのFで「2」、そして黒鍵が二つのBbは「3」なのである。黒鍵が多ければ多いほどスケールの目視も指そのものの動きも複雑になっていくのだが、意外とこういう点は余り考慮されない。
 更に言えばセッションでよくやるGreenDlphin。これは更に黒鍵が一つ増えるEbである。曲中にb6つのGbが入る事も考えると、どう見てもお気楽に弾ける曲ではない。でも見栄えが良いからやってしまう。また、何が難しくて何が難しくないかを見ぬく力も無いのでつい見栄えのある曲を選んでしまうのである。目安としては、bの数と、それに対応したダイアトニックコード表に無いコードの多寡。これらの要素と、後は演奏時のテンポによって難易度というのは決定されていく。(そう考えると、少なくともC、Bb、F、Ebのダイアトニックコード表は持っている必要がある。暗記出来るなら更に良い)