楽し過ぎる


 ここ数年通しても最大級にくだらないことを一日潰してやっていた。
 しかしこの「26にもなって」という感じがまた堪らんのですよ。他人のためにではない、自分一人が自己満足するために、折角いただいた白い本一冊をまるきり無駄にして、落書きみたいな絵を一枚一枚書いているこの瞬間こそが「あ、俺、生きてる!」と実感するときなのです。
 で、書いてて難しいのは「ウケを狙おう」と無意識に考えてしまうことね。もっと、自分一人が満足出来るようにやらなきゃいかん。あと、いかに漫符をいれずに書くか。そんなことを夜中にシコシコとゴリラを写生しながら思うのであった。