大失敗


 ↑の文章を書いてたらとある重要な「気付き」があった。のでそれについて考察しようとしたら、いつの間にか目標がそれて単なる「ジャズ進化の歴史」の話になってしまった…。違うだろ!俺が書きたかったのは違うだろ!とりあえず保存しとくのも情けないのでおとなしく没にして、替わりに書きたかったテーマだけ残しておくことにする。

音楽とは、主軸であるメロディとそれを下支えする和音、リズムで構成されている。

ジャズとは下支えしている和音、リズムを固定し、主軸たるメロディを追い出して自分流に勝手に作り変えてしまう音楽形式である。

その意味ではHIPHOPやリミックスに近い。この二つの音楽も「原型を作りかえる」形式の音楽だからだ。

 しかし、その否定だけで終わるわけなく「否定→新しく構築」の流れになる、てとこまで気付いたせいで余計な歴史論になっちゃったんだよなー。流れそのものを動かす潮流の精神は行きつくところまで進化した時点で死に絶える。その足跡は残って新しい進化の種と形式文化を生み出す。ああああそんな話はええねん。もっと、自分の表現に根ざす話のはずだったのに!!!!!