日本史の教科書に載ってる重要人物の違い



http://d.hatena.ne.jp/drmccoy/20050719/p2
Dr.マッコイの非論理的な世界

ところが、扶桑社以外の教科書には、まるで聞いたことのない人物が「重要」として「大きく」取り上げられている。特に、これはどうかなあというのは、浅川巧・阿弖流為アテルイ)・シャクシャイン。特別重要な歴史上の人物として、義務教育で教える必要があるんだろうか?

これらは特別大きくとりあげられた人物だが、それ以外に普通の記述でも、中学の教科書でわざわざ取り上げる必要があるのか疑問を感じるような人物が、数多く教科書に登場しているようである。
具体的な傾向としては、沖縄、アイヌ蝦夷、朝鮮で日本に敵対した人々もしくはそれに同情的な日本人とか、自由民権論者ばかりがかなりの人数とりあげれれているようだ。



 そういえば扶桑社の教科書は「これこそ戦争を引き起こす悪書だ!」とネガティブキャンペーンをよくされている。ふと自分の学生時代を思い出したんだけど、今までの教科書って基本的に反政府者の立場で書かれていたよね。江戸時代の農民とか、太平洋戦争の中国とか、または言ってしまえば幕末の攘夷派とか。思うにこれを作ってる人達にとって歴史ってのは常に「改革」「抵抗」すべきものなんじゃないだろか。だからこそ世界の革命は常にクローズアップされて、ロシア革命を素晴らしい出来事として書くようなグロテスクな現象も起こってしまったんだと思う。
 もしかして、左翼の人達は本当に中国韓国朝鮮のスパイでいるつもりは無いのかも知れない。とにかく反対すべきは「現在の政府」「過去の日本」だと考えて、それを支援する極東三国の思惑に全く気付かないか、または認知的不協和を起こしてそんな事実は無かった事にしている、てだけかも知れない。人間の思想ってのは固まっちゃえば簡単に変える事が出来ないしね。
 そういえばmumurブログの人がピースボートに電凸してみたら代表の人がダブルスタンダードを知らなかったというギャグみたいな出来事も起こってたね。世界平和、地球政府も結構だけど、手を組もうとしてる奴が強盗だったらただ自分の持ち物を奪われるだけで終わってしまうんですよ?