反省と雑感


 久々にセッション行ったわけだが、ビックリするくらい自分の下手糞さがわかって何か新鮮だった。ああ、俺は何の努力もしてなかったのかな、みたいな。いや勿論してたんだけど、進化してない所はまるで進化してないのだなと思った。ちょっとやる気出た。
 で、何が進化してないのかと言うと、発端はバッキングだったんだが、自分の演奏は薄っぺらかった。では何故薄っぺらいのかと言うと、1thのコードを1thそのままで弾いてるのね。どんな状況でも。今日自分の演奏を10回くらい聞いて出た結論は「それは無い」であって、何かしらの工夫をしなければいかんなと思った次第である。
 そもそも俺はアウト系は大好きでもリハモ系は酷く苦手で、そこが大きな弱点になっているのだなと思った。ここ数年若干出来るようにはなってはいたものの、それでも「基本」しか出来ていない。自分の基本はあくまでもバップであり、そのバップの範疇をアウトとリズムで抜け出してはいたものの、肝心の音色はやはり手つかずであり、アウトとリズムを封じられた場(例えば高速のGreen Dolphin)では途端にジャズ研1年生と化してしまう。そういや今日のチェロキーは酷かったなあ。テンポ300とは言え、ただフレーズを繋げただけだった。「弾けた弾けたばんじゃーい」という奴だ。
 diminishをもっと弾けるようになろう。
 スッキリした色も当然重要だが、くすんだ色も対比としてとても重要なものだ。それが自分には足りない所だと思った。とりあえずはdiminishをもっと当たり前に使えるようにして、それからリハモを見直していこう。研究していく…時間あるかなあ。