軽さ

　何ちゅうか特に何かしている訳では無いのだが、この３連休久々に「軽さ」を取り戻せている気がする。特に何もしていない。何もしてないから軽くなってきたのかも知れない。
　んで、元々自分は「軽さ」を信条として生きてきた人間だったっけ、なんて事を思い出す。
　生きる（という言葉は大げさなので「生活する」）という奴はなかなか厄介なもので、続ければ続けるほど堆積していき、堅くなってくる気がする。人間は元々「生物」であり、その生物はある年齢を超えた所から徐々に衰え始める性質を持つのだから仕方ない気もする。さらに「社会」も、柔らかくなる事をなかなか許してくれない。
　色々な方向からのプレッシャーをはねのけたり、はねのけるだけじゃなくて受け流して、積み重ねつつも空白を作って、将来の事を考えつつ未来もひらひらと踊るような、そんな軽い人間になりたい。たとえ前提として自分がどんどんと衰えて、「許されない状況」が刻一刻と取り囲んでいたとしても、そうなりたいのだ。難しいな、と思ったりもするけど。
　とりあえず今日も計算ずくで有用な事をしながらだらだら生きるのだ。