http://www.um.u-tokyo.ac.jp/exhibition/2009inochi.html
 薄暗い間接照明の部屋の中に様々な動物の骨が一挙に並んでるのはかなり壮観であり、かなり動物の骨のフォルムのかっこよさにうっとりとしていたのだが、横に陳列している死骸列にはややウゲーとなってしまった。肉とか皮とか毛とか混じると一気に「死骸」になる。冷凍庫の中に入ってる鳥は「食べ物」に見える。人間の目というのは本当に都合の良いものだと思った。
 ちなみに主催の人がやたらと「苦悩」とか「死」とかアピールしていて、更にその人の著作が「人体 失敗の進化史」だったり、かなりポンコツの匂いがしてて好感を覚えた。変人は良いですねえ。長く一緒にいると疲れるけど、でもいる事はとても貴重で面白い。