表現


 細々と一人遊びを続けているラップ遊びだが、段々と少しずつ、本当に少しずつ形になってきた。思いつきもしなかったものが、だんだんと紡がれて「表現」になっていく。この「表現」は少しずつまとまればまとまる程「表現」として表出していく。それを人に聞かせて、その「聞く人」の事を多大に考える余裕が出たら「サービス」になるだろう。
 我思う。「表現」で報酬を貰うなんて図々しいも甚だしい。報酬をもらうに値するのは、交換が成立する「サービス」だけなのだ。ただ、その「サービス」もただ客への反応のみで作られる中身がスカスカになる殻だけの存在になる。勿論それでも良いのかも知れない。中身を読んでくれる人なんて限られている。だが、俺はそれでも「表現」からスタートさせていきたい。サービスで報酬を貰うかは置いておいて、この「表現」→「サービス」の流れは非常に重要なものだと思う。エゴから始まり、エゴで無いものに収束させていく。