チキンレース日韓予選


 連日この話題を出してるのはムカつくからではなく、恐怖から筆が進んでるのだと思う。
 今思うと、日本は本当についていた。絶妙のタイミングで総理が麻生太郎になったからだ。どういう事かと言うと、まず今の世界状況はアメリカが死にそうなのは周知の上として、その前にお隣韓国がほぼ死亡してしまった。外貨がほとんど無くなってしまったのだ。韓国はもう年金も手をつけまくっていて、ついに税金で補填しようと試み始めた。同時に、日本と中国に「外貨何とかしてくれ」と泣きつきはじめた。


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 さて、日本では連日麻生政権が叩かれているが、そもそもマスコミと民主党は完全に反自民であり、同時に親韓国だ。民主党とマスコミ内部には在日韓国人が数多く入りこんでいて、韓国ナショナリズムの声が非常に浸透しやすくなっている。*1彼らは政権交代をしたくて仕方が無い。ウチの新聞は昔から朝日なのだが、今日の社説には「国民の審判を仰げ」と書いてあった。国民の審判というのは要するに「選挙をやって民主党に政権を渡せ」という事だ。民主党も「世界経済はヤバいけど、それより選挙やってウチに政権渡せ」としか言わない。その民主党は昨日「お前のマニュフェストの財源どうなってんだ」と言われてとんでもない答えを返してきた。昨日も書いたが「日本の外貨準備(大半はドル)を半分売り払ってその金をバラまくよ」というニュースだ。


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 これがどんなに「有り得ない」意見かというのは最近の世界情勢を追ってればすぐわかるはずだ。ドルというのは機軸通貨で、今サブプライムの大波で瀕死の状況にある。それを慌てて世界が支えてる状況なのだが、日本が「このタイミングで」売り始めたらどうなるだろうか?まずドルが崩壊する。次いでアメリカが崩壊する。次いでアメリカという「世界一の買主」を失う世界諸国が次々に崩壊する。つまり、日本が引金で世界経済が「本当に」崩壊する。ちなみに前回の世界大恐慌の二年後にドイツはヒトラー内閣となり、第二次世界大戦が始まった。
 何故民主党はこのような「世迷言」を言い出したのだろうか?と僕は非常に疑問に思った。こんなの経済学も碌に勉強していないド素人の自分ですらも理解出来る。

 そこで最初に戻る。まず今「韓国がドルが無くなった」という状況がある。「韓国は日本と中国にドルを譲って欲しくて仕方が無い」そして「民主党は親韓国である」「マスコミも親韓国である」「民主党政権交代間近で、マスコミは全力で応援している」そして民主党が政権になると外貨準備であるドルを50兆放出する」


 あくまでただの推測に過ぎないので信憑性など全く無いが、ともかく民主党に政権が委譲されたとしたら、高い確率で韓国へのドル流出が起こると僕は考えている。韓国は米国とは比較にならないくらい瀕死の状況だ。今の解散総選挙への異常なプレッシャーは、実はチキンレースだったのである。自民党が死ぬか韓国が死ぬかの、チキンレース
 冒頭に戻る。これがもし安倍政権だったらどうなっていただろう。あっさり総選挙をやって負けていたに違いない。福田政権だったらどうだろう。韓国のプレッシャーに負けてドル借款を許してしまったかも知れない。「今表に出ている世論(つまりTVと新聞)」はほぼ100%と言っていいくらい「作られたもの」だ。しかし、この直前に福田首相は辞職し、代わりに「喧嘩にもマスコミにも強い麻生太郎」が首相になった。


 日本はまだついている。日本にはまだ運が残っていると思う。でもここで解散総選挙になったら本気でヤバいので毎日僕はビクビクしながらニュースを見ている。それに、世界恐慌の引金を持っているのは日本だけじゃない。ロシア経済も崩壊した。中国は?最近おとなしいインドは?

*1:ちなみに中国の声も強かったのだが最近は普通に批判をするようになった。この変化は何?