内部留保について


 当たり前の事をいつも考える。俺の頭の中は常に色んなジャンルの一年生で一杯だ。
 ふと思ったことは会社の内部留保について。どの会社でも調子の良い時期と悪い時期がある。アベレージと比較すると、良い時期の利益というのは「稼ぎすぎてしまう」時期なんだろうと思う。しかしアベレージよりも少なくなる時期は絶対に来る。「そういう時のための」金のストックという発想は無いのだろうか。引当金みたいな具体的なものではなく。貯蔵してイザという時の為に備える、みたいな。一般の家庭の貯金と同じような。
 しかしそういうのはやはり「必要以上には」奨励されていない。税務署や株主がその「金」を頂こうと待ち構えているし、「何もしない金は死に金」という言葉すらある。しかし必要分ってやっぱあるんじゃないの?生き残るための命綱という意味の金が。その「必要分」というのを算定するのは勿論難しいのだろうけれども。会社はそもそも「永久に存続することを」目的とする組織なのだ。未来はわからない。良い方向に進めば悪い方向にも進む。会社は簡単には動けない。人が多すぎるし、簡単に増やす事も減らす事も出来ない。ならば「永久に存続するためには」?何が必要なのだろうか。