白鍵と黒鍵の間に
- 作者: 南博
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/05
- メディア: 単行本
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や、まだ読むどころか「存在を知った」くらいなんだけど、凄く読みたい。そして楽しめると思う。
僕は南さんのピアノは堅すぎて馴染めないところがあるが、文章は大好きだ。菊地成孔とは真逆の、「無駄を語らない」「省いた」文章を書いている。俺はそういう文が好き。自分もそういう風に書きたいと常々思っている。(だから俺は「消す」「整える」作業である推敲が大好きなのだ)
ちなみに全然関係無いんだけど、最近あんま連絡の取れていないAちゃんは菊地成孔が大好きで、彼女の書く文章もドロドロにごちゃ混ぜになった文章だったりする。趣味と文体は結構一致するんだな。たぶん、絵を書かせても俺と彼女の絵は真逆のものとなるだろう。俺はお喋りな分「語らない」事に美しさを感じるのかも知れない。音楽も「語らない」ものに出来上がったときが一番嬉しい。