渋滞、車多いと自然発生 阪大などのチームが実証


http://koerarenaikabe.livedoor.biz/archives/51143769.html

 これが「何を当たり前な事を」と捉えるか「実は凄い実証」と捉えるかはまあスレ見て後は個人判断なんだけど、俺はちょっと別の事を連想していた。TOCに影響しないか?これ。
 制約条件に着目した業績改善手法、TOCとは?

 ↑で言ってるのを簡単に言うと「流れ作業が効率的に出来ないのは滞らせているポイントがあるからだ。そこを重点的に対処しよう」という事で、かなり様々なことに応用が出来る思考法だったりする。でだよ。これの根幹を成すのは「ボトルネック(滞らせてるポイント)を解決し続けていけばスムーズに動ける」という考えだけど、これは「渋滞ポイントが無ければ車は渋滞しない」という考えとほぼ同義で、それは今回の「渋滞ポイントが無くても車が多ければ渋滞する」という証明と思い切り衝突してしまう。つまり工程が多ければ大きいほど何も問題なくてもプロジェクトは遅滞するし、顧客と代理店、メーカーの連携が完璧に取れていても無駄な在庫は発生するという事が考えられませんか?勿論ボトルネックを解消すれば渋滞は「減らせる」のだけれども、それは「リスクが無くせる」という事には繋がらないのだ。俺は頭が悪いので学がある人がこれについて議論してくれんかね。