何故か俺的coccoナイト


http://www.youtube.com/watch?v=1Wm3a-TJ7qA

 という訳でcoccoの「raining」を聞いた。
 俺はこれ以上に純粋で優しい曲を知らない。極限の絶望と容赦の無い救いを「写し取った」曲だと思う。PVのcoccoを是非見て欲しい。文字通り魂を込めた10年前の彼女がそこにいるのだ。
 ちなみに強く儚いものたちのPVも必見と言える。「あなたのお姫様は誰かと腰を振ってるわ」の下りのcoccoの表情は凄いぞ。この皮肉と諦観を込めた笑顔は凡百の歌手には出せない。つくづく、憑依する人なんだなあと思った。(復帰後のPVも何曲か見たけど、デビュー当時には無かった「生命力」を感じるね。ホント生き残ってよかった。こういう人はいつ死んでてもおかしくない)