当たり前の事だけど


 もう26年生きてるじゃないですか。まあ精神年齢、経験による成熟の話はともかくとして、最近妙に感じる事があったりする。それは「歴史の流れ」。
 今日も相変わらずインフルで寝込んでたわけなんだけど、その間流れたラジオで今アメリカで流行ってる音楽が流れたわけよ。で、それを聞いて「あ、ベックっぽい」「あとジャミロクワイ」と即座に思ったのだよね。もちろん違う人です。その前の曲は思い切りマイケルの影響を感じた。
 つまり、ベックだとかマイケルだとかジャミロクワイだとかは既に亜流を沢山生み出す元となってるわけで、現代はその一歩先に「流れて」いってるんだよね。パフュームも「アンダーワールドにアイドル声をくっつけただけやん」とよく思ったりするけど、その事自体が既に当時の一歩先なわけで。その「系譜」がやけによく見られるようになった気がする。つまり、俺がアホみたいにMTVを見ていた10年前というのは既に「過去」なのだ。過去はバラバラにされて、未来への材料へとされる。または踏み台にされる。その現象こそがまさに歴史なのだ。時の流れってのは実に面白い。