ああ、そうそう


 サブプライム問題って結局サラ金の利息を投資家みんなでアテにしてたって事だよね。それも、一人一人が数百万借りてるサラ金。この前NHKスペシャルアメリカのカード破産の話を見たんだけど、カード社会って基本的に借金なんだよ。「前借り」とか言っても結局は借金社会。それに慣れ過ぎると「借金=リスク」「住宅ローン=巨額な借金=大リスク」て事すら忘れてしまうのかな、と思う。別にするなとは言わないけど、そのリスクを身で感じてヒリヒリしても良いとは思うよね。
 それにしても
http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20070829/133458/

一説によると、3300億ドル(約38兆円、1ドル=115円で換算)もの融資が、ファンドに対して約されたが実行されないまま、「不良債権」として塩漬けになっている。通常、この手の融資は証券化され、債券として他行や機関投資家に転売されるが、今は信用収縮によりその買い手がいなくなっており、思わぬリスクを抱え込まされた銀行が身動き取れなくなっているのだ。

 この一文見るだけでも「アメリカやべえ」てのが伝わってくるけど、どうなんでしょう。いやヤバいんだろうけど。悲観的思考の日本だったらここで一気に財政引締めに走ってド不景気になるんだろうけど、楽天家のアメリカはどうなんでしょうねえ。曲りなりにも世界一の大国なんだから、そこらへんはズル賢く立ちまわるのカシラ。どうか「日本にも原因が出る」論が活発になりませんように