最近



ベースラインがある事を良い事にFブルースのテンポ200と100を各50コーラスくらいやっているのだが、そのお陰で色々と今まで取りこぼしてた「よく廻る指」だとか「早いテンポに対する余裕」だとか「左手のバッキング」だとかが手に入るようになってきた。あと「裏コード」も。いや、まあジャズ研でそこそこ弾いてきたんだけどね、途中から音響的なアプローチに余りにもかまけてしまっていて、そういう基礎技術が全く出来なくなっていたのよね。
まあそういう時期もあってもいいとは思うけど、今はそのリハビリをしてたりするのです。
しかしジャズ練習の基本はやっぱセッションだと思うなあ。同じ曲を10回続けて(各5コーラスくらいで)毎日実験と指ならしを繰り返してたら誰だって上手くなると思うよ。それも、ブルースとかモードとか仕組みが簡単な奴がいい。「飽きる」という概念がジャズで生まれる事自体がおかしい。そういう人はたぶんジャズでは似た様なアプローチしかしてないに違いない。いや、リズム隊は確かにめんどいだろうけど。