初期エミネムの



スリムシェディだとかMyNameIsだとかを連発して聞いたんだけど、やっぱ俺はこの頃のエミネムが一番好きだと思った。英語は得意じゃないので言葉は全部はわからんのだけど、とにかくエミネム諧謔味だとか喋りの上手さだとか悪意だとかアナーキーさだとかが伝わってきて酷く面白い。この二曲のエミネムはとにかく早口で言葉を叩き込んでいる。でもMCて本来はそんなもんじゃないの?と考えたりして、現在の韻韻に形式化されたラップに対して少し懐疑的に思ったりもする。喋りが面白くない奴がMCなんて出来るの?ラップってのは本来は喋る「そのもの」だったんじゃないの?疑問が疑問を呼んで少し考えたくなった。いや、いずれラップは手出したいんですよ。でも、何かまだ違う気がすんの。
そういや昔哲にラップをやらしてみた所途中であいつが挫折して、結局生演奏(この場合ジャズですね)をバックに好き勝手アドリブで喋るという方法になったんだけどアレは実際かなり面白かったしウケも取れてた。形式的なラップ文化は別に良いんですよ。でもまだ足りないんですよ。俺は即興性の人間だから。