これは変だなあ、と思う事



NHKの朝ドラは丁度戦争の時代に入っていて、主人公宮崎あおい(かわいい)は悲惨な戦争に巻き込まれていく、と言った感じの話になってるんだけど、空襲シーンがあるじゃないですか。皆が防空壕にこもって、爆弾が空から降ってくるアレ。アレねー。最近見るたびに「変だよなあ」と思うようになってるのです。
何でかっつーと、どの空襲シーンを見ても敵軍の存在がスッポリ抜けてるんですよ
だってそうでしょ。空襲は別に天災じゃ無いんですよ。天には飛行機が飛んでいて、そこから爆弾を降らせてるのは間違いなくアメリカ人です。別にアメリカを恨めなんて言う気はありませんが、その存在をうやむやにするのは無しだろうと。戦争は人間と人間の争いですよ?
てな訳で、日本人が戦争を語るとき、大抵自己批判で終わってしまいがちで常に相手の存在を無視するのは、平和国家の観点から考えても物凄く不自然だと思うのです。つーかどこの国だって普通は戦争なんてしたく無いっちゅうに。日本人がフレンドリーに接してさえ居れば平和は維持されるなんて死ぬ程幼稚な考えを、なんか持ってる人が多すぎじゃないですか?やっぱ変だ。戦後は変な考えが多すぎる。