ごっちゃにするな。個人と国民



そういや「外国をそんなに酷く言うなんてひどい!一人一人と個人的に付き合ってみたら良い人ばっかだよ!」という意見がよくあるが、それは当たり前だろう。向こうと自分とは個人と個人で付き合ってる訳であり、別に国民を代表して(というか、国を背負って)話してる訳じゃない。僕の後輩だった韓国人の奴はすっげー良い奴でしたよ。鼻からビールを一気飲みするのが得意な、とても頭が悪くて面白い奴でした。
で、世の中そうやって個人個人とだけ付き合うって訳にもいかないみたいで、どうしても互いの利害を意識せざるを得ない部分が出てくる。最近色々とギスギスしてるのは全部これが原因。向こうもこっちもそれぞれの国民として、自分達の利益もしくは面子の為に行動する。これも当然の話。竹島独島問題(敢えてこう書く)とか、靖国問題とか、向こうは向こうの事情があるのです。でも、こっちにもこっちの事情がある。だからきしむ。これも当たり前の話。元々メチャメチャ文化に差異があって互いの利害もぶつかってんだから、国家的に仲良く一緒になんてのは無理があるのです。
竹島(独島)ってのは、今や韓国民にとって富士山並のアイデンティティを持ってるらしいですよ。いくら国際法的に日本のものだと言ってもそりゃ簡単に通る訳無いよね。火種はこれからも続くでしょう。
ちなみに音楽は国家事情とは関係無いのだから、いとも簡単に国境を超えてくれます。まあこれはこれで素晴らしい事ではあるのだけれども、上記の話題みたいなのとは完全に区別しなきゃね。僕は日本語と日本食をいとも簡単に捨てられる人以外はグローバリストとして信用しませんよ。この前友達が「無防備地域の何が悪いの?」とか言ってきてマジでビックリした。