不安に負けないように


 地震から一夜明け。俺は無事です。とわざわざ言う話でも無い。神奈川とか東京民は大体みんな平気。電車で帰れなくなった人がいっぱい、て程度。
 俺は自転車で職場から家まで帰って、まあ月曜にそれを相模大野まで戻さなきゃいけない事を考えると憂鬱だが、相当に幸運な方だと思った。職場の人たぶん泊まりだからね今日。TVではノンストップで災害報道。ネットでもノンストップで災害報道。目を背けたくなるような情報が多数。だから俺はしばらく情報量を減らす事にした。ネットでは新聞を定期的に読むだけにしようと思う。
 出来る事、やらなきゃいけない事、警戒しなきゃいけない事はしなくてはいけない。だが、それはTVやネットに食いつく事では無い気がする。情報は想像を呼び、想像は体に影響を及ぼす。関東は「まだ」無事なのだ。それを認識しなきゃいけない。本当にシャレにならんのは東北なのだ。あんまり引きずられ過ぎてはいけない。共感は大切だけど、それをしすぎると良い方向にいかない気がする。これも、二次災害の一つじゃないかと。
 この前読んだ本に書いてあったが、メンタルが大きく損なわれた時は、可能な限り規則的な生活を送るのが良いらしい。運動もして、食事もバランスよくとって、そしてちゃんと睡眠をとるのが重要なのだ。心は簡単には回復しないが、定期的な生活は体を保ってくれる。こういう不安な時ってのは体が資本でしょう。心配しすぎるな。心配よりも、何が起こっても大丈夫なような心体を維持するんだ。
 んでもしこれ以上何も起きずに一段落したら募金をしようと思う。ちょっとでも足しになればよいよね。「本当にシャレにならない」人達に対して。