何故上手くいかないのか


 今日は金曜なんでジャズ研セッションにお邪魔したんだが、これがもう開いた口が塞がらないようなボケたピアノしか弾けずに大層迷惑をかけてしまった。そういや俺は出来る時と出来ない時の差が激しい奴だったっけ、と基礎練のお陰で回りだけはする指を持て余しながら考える。
 色々理由はあると思う。ただ、今回思ったのは「今日は感覚が死んでますな」という事だった。感性って大げさな天才的な才能だと考えられがちだけど、俺はもっとシンプルに「感じる」という感覚器官の話だと思う。外界の刺激を如何に取り入れるか。今日は珍しく普通に仕事があったので頑張ってたせいもあるのか、外界の刺激がどこか「当たり前のもの」として捉えていた。それは「これはいかん」と自覚してからもしばらく続いた。
 今日は後はピアノが他に沢山いるのに年上と外部の特権を使って弾きまくったりと反省点が多かった。来週行くとしたら仕事終わったらしばらくボーっとしていよう。感覚に空白を作る事が俺の特性を形作る条件なのだと思う。