都議選の様子


 何かすげー事になってるみたいだけど、これで何となく、これからの様子は読めるね。次の衆院選民主党が勝つ。まあ、間違いないだろう。
 ウチの母ちゃんがテレビ見ながら「麻生さんになったからよ」と言っていたのが非常に印象深い。結局マスコミは印象操作だけで麻生総理を蹴落としてしまった。むしろ、それを麻生総理が無視し続けたお陰で一年間「政治が出来た」と言うべきだろうか。連日テレビでは政局の話しか言わず、ついでに「劣勢麻生」「麻生降ろし」などの枕詞が必ずくっつく。これら一つ一つに「刷り込み」が行なわれている事など、一般人は知るよしも無い。俺だって一般人だけど、テレビなんて見なかったのが功を奏したのかも知れない。
 定額給付金とアニメ御殿、1000円高速以外にどんな政治が行なわれていたかなんて、普通の人はわからない。
 みんな暇じゃないのだ。だから情報源は一般的なものに限られる。その一般的な情報源が恣意的であっても、自覚的無自覚関係なくみんな吸い寄せられてしまう。いちいち情報を元に議論なんてしやしない。面倒臭いし。そうなると「こう」なる。みんな、民主党の党首が二代続けて数億円の汚職をした事も知らず、いや、知ってはいても民主党に票を入れるのだ。「何となく正しそうだから」という理由で。愚かなのではない。それだけ「影響力」というのは絶大な力を持つという事なのだ。
 まあ、俺が民主党が嫌いなのは別に党首が汚職したからって訳じゃない。俺も理由は「何となく」だ。そんなもんだよ。嫌いだもの民主党。というか、この数年でマスコミがホントに嫌いになった。わかりやすい悪役ぶりをまざまざと見せ付けられたからだろう。
 さて、そのわかりやすい悪役に担がれて第一党となる民主党は、これからどう国政を担うのだろうか。わかりやすい悪党は必死に政権交代を目指したけど、その先にあるものは何なのだろうか。最早止められないのだから、それを見ていくしかない。