また地雷を踏む


「利得」で自民、「損失」で民主


 マトモな政治評論が見れると思った俺が馬鹿でした。

今年の衆議院選挙を一言で表すとすれば、「政権交代是非選挙」というのがぴったりと当てはまるでしょう。もし民主党過半数議席を獲得すれば、1955年から1年間を除いて続いてきた自民党政権が崩れるかもしれません。

 この1年はつい10年前なんだけど。何この必死さ。

 ところが、しばしば「民主党政権担当能力がないから、投票できない」という有権者の声を耳にします。ちょっと考えてみましょう。これまで民主党は1回も政権を担当したことがありません。ですから、政権担当能力はゼロですね。それを根拠に「民主党に投票できない」のであれば、永久に自民党政権は続きます。

 今日のダウト語録。そういう理由の「政権担当能力ゼロ」だったらこんな民主党反対が起こってねえっつうの。この時点で読むのをやめました。(本日の記録;2パラグラフ)


 しかし、同じ自民党批判でもどこぞの一般のブログの方が遥かにマシなのは何なんだろうね。偉い人になればなるほど見え見えのポジショントークが鼻につく。一般人の俺には良くわからないんだけど、自民党ってどれだけ憎まれてるんでしょうね。でも、憎んでる人達も五十歩百歩になりつつあるよ。
 「やってみなければわからない」て言うんだったらもうちょいマシな交代の理由とマニュフェストを出してくれ。「数値目標は突っ込まれるのが嫌だから出しません*1」とか舐めた事言ってても説得力なんて得られないよ。

*1:本当に言っていました