ギシギシとピアノ


 昨日ひっさびさにコルトレーンを聞いた。ジャイステ以前のシーツオブサウンドを出し始めたあたりの奴。モコモコとしてて、どこか音楽と「かみ合っていない」。その感じがたまらなく好きだ。
 最近自分のピアノがどんどんと若くなってきたというか、異常性が高まってきた。今、俺はピアノで「違和感」を出したいのだと思う。重なる線と重ならない線。それの応酬。ふと思いつく単語は「殺すピアノ」。最近はかなりガタガタと整わない演奏になってきた。今まで積み重ねたものが崩れ始めた証拠だ。良い感じ。