手が大変


 ふとDonnaLeeを弾いていて、あ、と気付く事があって軽く自分のソロを改造してみる。具体的に言うと今まで3度進行中心に弾いていたのに5度〜7度を多めに混ぜてみたのだ。するとかなりスッキリした。ああ、これか。欠けていた「上手くいかないピース」は。
 しかしそれを弾くには自分の手を必要以上に広げなきゃいけなくて、今まで以上に手の柔軟性と薬指小指の強靭さが必要となってくる。これを音の粒をそろえて弾くにはどれくらいかかる事やら。まさかこの期に及んでクラシック時代と同じ悩みが舞い込むとは思わなかった。俺は手が小さいんですよ。こういう時に手のでかい人間が本当に羨ましいと思う。