男女の友情論争


 美穂ん所から拝借。男友達(26)が俺のことだったらどうしよう。つーかほとんど同意見だしなあ。
 男と女を繋ぐものとしてどうしても避けて通れないのが「性欲」で、それについて(1)最初から無い(2)否定する(3)肯定する、の三つの反応が出てくる。1が最初から最後まで続けばそりゃ「男女の友情はありますよ」となるんだけど、そう都合よくはいかない。勿論「そう都合よく」いく人もいる。
 女性は男性に対してそうホイホイと欲情しない。だから「男性と女性の友情が成立して欲しい」と常に考えている。女性同士の友情とは違う、サラサラした関係を望んでいる。しかし男性は女性に対して粘ついた欲を常に持っているものなのだ。その差がある限り、男女の友情は欺瞞でしか成立しない。もしくは男性に「欲情はしないけど一緒にいる価値がある」と思わせるしか無い。しかし、それは欲情させるよりも遥かに高い壁であると断言しておこう。
 俺は最近性欲を飼い慣らすのがだいぶ上手になってきたから、結構女の子と付き合いが出来るようになったけど、世の中の男性はどうなのかな。難しいんじゃないの?俺はそう簡単に「男女の友情」が成立できるとは思わないし、安々と「成立するよー」と言う女性は単なる阿呆か傲慢な卑怯者のどちらかだと思ってたりする。とは言え「全く相手にされないよりは『友達』という扱いでも近くにいたい」と思う男性が多いのも事実。これがまた男女友情という話をややこしくさせるのだ。