NHKスペシャルが凄すぎる


 簡単な流れ。中国でブランドを展開しているワハハという会社はフランスのダノン社と合弁化し、株式は49%ずつ持っていたのだが、ダノン側が投資会社の2%の株をいつの間にか手に入れてしまっていた。このままじゃ乗っとられる!危惧したワハハはワハハブランドをダノンに無断で別展開させる。当然ダノンが訴えて訴訟沙汰に。ワハハの社長は記者会見し訴訟に前面反論した。「中国民族のピンチだ!フランス野郎に中国ブランドを盗まれるな!」
 また、ワハハは別の問題にも悩まされていた。世界中を悩ませてる中国パクリ製品が、自社製品まで毒牙にかけていたのだ。広がる損害。とりあえずワハハは中国当局に働きかけて取り締まりを厳しくしてもらうよう働きかける。「上納金と役人に対するリベートはこれくらい必要ですね」「うむ」
 さて、ワハハ対ダノン。実はワハハには秘策があった。会社自体は合弁化していても、ブランド合弁は政府から認可を受けていなかったのだ。ブチ切れるダノン。「つーか『認可申請中つったじゃねえか!』聞いてねえぞ!」「愛国無罪です」怒りの記者会見をしている最中に裁判所の役人が登場。「貴社はワハハから訴えられました」焦るダノン。記者会見に合わせて訴えるというワハハの作戦だったのだ!
 現在もこの二社は係争中で中国全土から注目を浴びている。中国には独自ブランドが無い。オリジナリティを確保する為に特許を取り巻くって権利を死守しよう!(自国のだけ


 という感じでした。もう正直盗人猛々しいとしか言い様が無い内容なのだけど、思い切り鵜呑みにしてる母ちゃんが後ろにいたので罵倒すらままなりませんでした。こういう見方ストレス溜まるネ。