ここ数年で


 TBSが朝日新聞並に悪評まみれになっているな、と思った。勿論やってる事は昔から変わりは無いんだろうけど、その「無茶」をやった時の反発が「情報」としてネットで共有されるようになり、それが更なる反発を呼んでいつしか「悪評」として定着した、という感じだろうか。
 実は近年巻き起こった嫌韓嫌中の流れもコレに近い。嫌韓流が大ヒットして初めてこの現象を知った人には「急に根拠の無いバッシングが」ととまどうだろうが、実際これはゴーマニズム宣言慰安婦特集、更には日韓ワールドカップでの偏向報道という数年単位のネットでの怨嗟の蓄積が下地となったものである。ネット世論を単なる「オタクニートの僻み」という表層的なものでしか捉えられない人にはこれがわからない。
 今ネット世論で蛇蝎の如く嫌われてるのは民主党朝日新聞、TBS、経団連トヨタ、中国韓国、jasrac、亀田、と言ったところか。ブログや2chでこれらの名前は今現在否定の意味合いで使われる事が非常に多い。んで、これらのものに一つ共通点があるとするならば「テレビ新聞では良いところしか見せない」という所にあると思う。ネットでは隠されたマイナス材料が簡単に露呈してしまうので、そこでネット世論のカウンターに遭ってしまうのである。ネット世論、特に2chでの世論の方向性は基本的に「反権力」である。そして、その権力とは大抵「現在テレビ新聞を介して世論を作り出しているオピニオンリーダー」の事をさしている。