亀井静香と頼り甲斐について



 ふとテレビを見ていたら亀井静香が出ていた。彼は所謂「悪い政治家」の台頭と言われてるような人だったんだけど、それらの情報を全てカットして彼の「顔」「だけを」見た結果、不覚にも頼り甲斐のある顔だなと思ってしまった。揺らがず、人に優しく、しかし身内の利益だけは貪る。そんな人が上にいたらさぞかし安心するだろうな、と、そう思ってしまった。
 しかしその「身内の利益」が「公共の利益」とリンクするかはまた別の話で、というかリンクしない場合の方が当然多い。だから彼は当然叩かれる。しかし、案外下の者(と地元民)には愛されてるんじゃないかと思ってしまった。これは怖い話ですよ。戦争に繋がる怖い話です。本能と公共の幸せはリンクしていない。そんな事を「実感」した話でした。