俺の字の汚さの秘密



最近やってる勉強は何ちゅうかほとんどこれ漢字の書き取りじゃねえのか、というくらい漢字ばかり延々と書き連ねているのだが、書いてるうちに俺が世紀の悪筆であった所以が少しずつわかってきた。まず、俺は左利きなのよ。で、たとえば「一」を書く時は左から右へ書くでしょ。手から逃げるように線を引いていく訳でしょ。その時点でキチンと「止め」を意識しないとただの直線が上によれたり下によれたり、非常ーに不恰好になる訳。でも、俺はその事に今の今まで気づかなかった訳。
試しに「止め」を意識してみると、それだけで急に字が上手くなった気がする。一本一本の線をキッチリ片を付けるだけで、俺の悪筆が美筆に変化するのだよ!すげえ!急に字を書くのが楽しくなってきた!このような事ははっきり言って小学校でキチンと習うべき「基本中の基本」だと思うのだが、そういった事を誰かしらに教わるので無く「自分で」「発見した」事に俺はまず感激しましてね。何だ俺はもしかして天才じゃねえか、といつものような誇大妄想が始まる訳ですよ。発見て楽しい。発見は状況を好転させる。あとこんな些細な事で一気にテンションが上がる単純な自分が俺は大好きなのである。