あんま良くない時期



問題が別に特にある訳じゃないのだが、何か色々とブランクが重なっている時期はいつも「良くない」。勿論、やる事は沢山あるはずだ。それは苦しい予定もあるし、楽しい予定もある。ただ、その準備期間になる時はよく僕は自分を見失う。そんな時は時間を問わず適当に歩いてみる事にする。
今さっき深夜の散歩に行った。時間は10分ちょいのほんの短い時間だ。
深夜の住宅地はどこも明りが消えていて、車もほとんど通らない。ゆっくりと、周りを見ながら歩いた。世界が自分のものだけになった気分がする。当然そんな訳は無い。逆なのだ。世界の一部に、僕がいるというだけの話だ。
ただ、そう考えると色々と煩悶している問題がちっぽけに思えてくる。月は出ていなかったが、晴れやかな空をしていた。良い感じだ。一人ぼっちは、時に救われる。そう思いながら僕は家に帰り、そのままパソコンに座りこの文章を書いている。支離滅裂で、しかし書く事自体に意味があるこの文章を。