結局



亀田論争を見て改めて思ったけど、議論すればするほど論手はズレてズレて前提もズレてズレて、批判する方も擁護する方も自分が最初何を言おうと思ってたのかわからなくなってくる。まあ、議論というのは、とても難しいものだ。ルールを徹底しない限りただの言い争いと変わりゃしない。
この亀田論争で言えば俺は明らかに否定派であり、亀田を叩く事も何の問題も無いと思ってる。理由は「世界戦をやるレベルに全く達してない」からであり、「無知のまま渦中にいれば叩かれるのは当たり前」でもあるからだ。19歳だから可哀相だとか、親子の情は絶対だとか、知らんがなと思う。叩かれる理由を無視して叩く奴を非難しても何の意味も無い。本人は気が晴れるかも知れないけれども、両者の溝は、絶対に埋まらない。
でも、世の中の人はそれで良いと思ってる。俺も、別にそれで良いと思う。わかり合うには双方が「わざわざ」努力しなければいけなく、それを望んでる人は意外に少ないからだ。