人に教えてて



3連リズムをまず身に付かせてたんだけど、そういやコレを最初にやらすかどうかで昔揉めた事がある。相手曰く「最初はイーブンでやらさないと変な癖がつく」まあコレはコレで納得いくんだけど、やっぱり俺は最初に3連は覚えておくべきかなと思う。何でかっつーと、セッションなりバンドなりの相手のリズムに合わせる事が出来るからだ。同時に、裏を覚えさせた方がリズムで思考させる手がかりを作る事が出来る。
要するに変な癖がつくとか理論が無いと駄目ってのは、遥か先を見据えすぎた結果での話であって、それより先に初心者は「ジャズが出来るようになる」事を求めている。まずその壁を越えさせてあげなきゃ駄目なのだが、何故かこの「最初の一歩」という概念がジャズ界には不足している。最初の前例を作ったのは海の向こうのアナーキーな方々なのだろうけど、そんなのが文化として定着しちゃ駄目。伝統化ってのは碌でもないものでも発生してしまうもんなんですよね。一気飲みとかさ。
大体先人が作った変な法律を「馬鹿じゃねーの」とブチ壊して更改する奴こそが本物のジャズメンだと思うのだけどもどうなんすかね。僕はタコツボ業界主義も大嫌いです。後継者は奴隷じゃないんだ。