報道における加害者の取扱い



http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/200510281745.html

報道ステーションで赤裸々に語られた加害者の日常は、仕事熱心で、地域の世話役やってて、普段は明るく挨拶する人。そんな善良な一市民だろうが、ヤクザだろうが法の下では平等に裁かれる訳だけど、せめて社会的制裁では情状酌量してあげようなんてテレビは思わないのかね?
(中略)
更に注目すべきは朝日と読売の記事タイトルの違い。朝日新聞は「保育園児の列に車、37人重軽傷」と、まるで37人が酷い状況になってるように勘違いするが、実際は3人が重傷で、残り34人の内多くは大事をとって病院で検査をしただけという話も聞いた。なんか加害者が自殺とかしそうで心配。



今思いついたんだけど「報道価値と報道被害は正比例」て法則は考えられませんかね。
勿論この「報道価値」てのは視聴者にとっての価値ではなくて、マスコミ自身が判断した「商売になるかどうか」という価値ね。今回の事件はマスコミから見れば「大量の」「幼い可愛い子供達が」「白昼堂々」「事故に巻き込まれて重軽傷」という美味しいキーワードがてんこもり。それに加えて同じ時期に類似性のある事故が発生したとなれば衝撃的にならないはずが無い。当然各フレーズを更に衝撃的に煽りますよね。
僕も報道ステーション見てましたけど、病院に駆けつける母親とかの映像見たときはさすがに引きましたよ。それを映す目的でカメラ待ち構えてたって事だもんね。


何でネットでマスコミがマスゴミて揶揄されてるのか、一回じっくり考えた方が良いと思う。