mixi日記転載



今日こそは本気で死ぬかと思った。
原因は毎度の事ながら「運転」なのだが、本当にこれほど自分にオモシロ感情を植え付けてくれる代物も無いと思う。切に。切実に。今回僕が死にそうになったのは「ある事を知らなかったから」ないし「忘れていたから」で、それは車内ガラスの曇りの取り方であった。
というか車内ガラスが曇っている事にすら気付かず、19時から19時半までの30分間、とにかく僕は悲鳴を上げつづけていた。少し見えにくいなあと思った前方が、見えにくいどころか徐々に視界の80パーが白、もしくは光で埋まっていく様は恐怖以外の何物でもない。かろうじて見えるのは前車、対向車のヘッドライト。中央線どころかカーブの曲がり角も曖昧模糊としている。それで場所は東急の駅前だ!そりゃあアンタ、生きてるのがマジで自分でも不思議なくらいなのだヨ!
無事マンションの駐車場に車を収められた時に僕は震えてたそうな。
晩秋の夜雨は容赦なく車体に降り注いでいた。