王様のレストランを見ていて思った事



10年前のドラマと思えないくらい面白いんだけど、当時(中学生)は
理解できなかった機微を新たに発見できるのが嬉しい。山口智子当時
30歳とはとても思えん。


で、一番笑わせて貰うのがオーナー筒井道隆の空気の読めなさっぷり。
もうこれが極端で、それでいてリアリティを失っていない。「三条さん…
僕の事、好きみたいなんだよ」これに返事するギャルソン松本幸四郎
困った顔ぷりがもうたまりません。爆笑。


よく考えたら10年前は「空気が読めない」という言葉も(確か)無かった
し、それを更に笑いに持っていくという手法も当然無かったと思う。改めて、
これが10年前に作られたドラマとはとても思えない。三谷幸喜はやっぱり
凄い人なんだなあと思った。