戦場のピアニストを見て



終盤のドイツ人将校が主人公に言う
「全ては神の思し召しだ」という言葉が
全てという感じがした。当たり前のように
隣人が死んでいく場所で一人、ギリギリの生命を
保って生きていく。それそのものに意味は無い。
極限状態の中ではとどのつまり人間の意志など
鼻息で蹴散らされてしまうようなモノなのかもしれない。


戦争の悲惨さも主人公の無能さも
置いておいて、とりあえず良い映画でした。


僕は評論家でもメッセンジャーでも無いので
淡々と物語を受け入れる事にします。